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クリーンキャンペーン

Don't litter your mountain.

広大な山とフレッシュスノー。私たちは恵みある自然の中でスノーボーディングをしています。
積もった雪は春には融け、山を下り、川の流れになり、大海へ戻って雲となり、またウインターシーズンに上空から雪を降らせ、私たちを楽しませてくれます。
全ての環境を、この大自然にゆだねたスノーボード。
あなたはこの自然と調和してスノーボードを楽しんでいますか?

私たちが雪の上に持ち込むもの、その代表的なものはタバコですね。リフト乗車中に一服して、その後吸殻をそのまま捨てる人を多く見かけます。春先に土を出したリフト下は、無残な吸殻の花畑となり、私たちのマナーの悪さを露出します。そのほかには、ガムやあめなどのくず、ハープパイプ下の空き缶など、全てもともとそこにはないもの。持ち込み、ぽい捨てにより積もり積もった心のくず。
私たちは、恩恵をこうむった山に、何を持って恩返しをしているのでしょうか?

PSAでは、各プロ大会の終了後、メンバーによる自主的な後片付け、ごみ拾いを行っています。大会を開催してくださった、リゾートへの感謝の気持ち、また、今日も楽しく滑らせてくれた山と雪へのお礼をこめて、こうした活動を行っています。
ただ、この地味な活動も、年に数回、大げさにやっても意味のないことだと私たちは思います。いつも出かける山。ちょっと目に付いたら紙くずを拾ってみる、もちろん自分の吸殻は携帯灰皿にしまう。少し少しの心がけがやがてその周りの人へも波及して、私たちスノーボーダー全体が、常に大自然に感謝しながら日々スノーボーディングを楽しめるようになるのではないでしょうか?

Give and Take.

この世界の、全ての自然の調和を保つには、プラマイ→0、に保つことが必要です。
私たちは、山から雪をもらい、スロープを楽しみ、エアを楽しみ、パウダーを楽しみ、その後の温泉も楽しみながら、たくさんの恵みを受け、スノーボーディングしています。
そんな偉大な山に、私たちは何を与えることができるでしょうか?
実は何も与えることはできません。
せめて自分たちが侵入することで変化してしまった環境を、より元のままに戻して帰ることが、山にとって一番いいことかもしれません。

Don't litter your mountain.

山のみならず、皆さんの心の中も、散らかさないように。
これからも、ずっと山と共存していられるように。

- kumicho -